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Value aging

Vol.4 Value agingを目指して ~自立支援介護とつながり社会の実践~

サンケイビルウェルケアの各ホームで取り組んでいる実際の介護事例をイラスト形式で簡単に分かりやすくご紹介。介護職を中心として、 看護職、機能訓練指導員、ケアマネジャーなど様々の職種が連携して、自立支援介護に取り組んでおります。是非、ご覧ください。

1.入居時の様子

入居された当時の歩行は、介護職による手引き歩行でした。主に居室と食堂までの往復のみの移動で、屋外に出かけることはほとんどありませんでした。
また食堂ではテーブルに突っ伏していることが多く、他のご入居者との関わりはとんどありませんでした。

2.症状と改善へのとりくみ

歩行が十分でない上、尿意もなく、ほぼ毎回尿失禁をされていました。
そこでスタッフは、入居後、できるだけ早く歩行器歩行に切り替え、筋力強化訓練ではなく、歩き方を思い出してもらう練習を集中的に行いました。
また、水分摂取を嗜好を考慮した飲み物で提供し、1日の水分目標値を1,700mlに設定し、摂取に取り組みました。

3.とりくみ結果

基本ケアを徹底し、水分摂取の取り組みと歩き方を思い出してもらう練習を集中的に行った結果、徐々に体力が回復し、入居1ヵ月の頃は10メートル程で休憩が必要であったものが、2ヶ月後には、月トータルで1kmの歩行が可能になり、歩行能力は徐々に増えました。
また、尿失禁についても、1か月目から少しずつ尿意を訴えられるようになり、2ヶ月目、3ヶ月目と向上していき、尿失禁の頻度が減少していきました。

4.改善状況

他のご入居者との関わりも増えていき、歩行能力もが向上し外食もできるようになりました。さらには運動会の見学にも行けるようになった事は、生活質の向上や社会との接点を再構築できた大きな成果でした。