突然、ホームに桜の枝が届きました。

ご家族の方がご入居者の皆様に目出て頂く為に切ってきてくださいました。

花瓶に飾りたかったのですが、ちょうどいいものがなく・・・・

そうだ！！皆さんに助けて頂こう！！

我がホームには、生け花の指導員をされていた方が何名かいらっしゃいます！！

早速事情を説明すると3人の経験者が、二つ返事で引き受けて下さいました。

枝ぶりを見て、花器を選んでいきます。

「どこにかざるの？」（ご入居者）

「せっかくなので、玄関に一つと、エレベーターの前にも飾りたいのですが、いかがでしょう？」（スタッフ）

「玄関なら花器は少し高さが有った方が根元が隠れていいかもね」（ご入居者様）

「なるほど・・・この花器はどうですか？」（スタッフ）

「色がねぇ・・・こっちの方が良いかも、こっちにしましょ」（ご入居者）

花器が決まると、サクサク仕上がって行きます。

あっという間に素敵な生け花の桜が完成しました。

「さすがですね！！ただの枝が素敵な作品になるんですね」（スタッフ）

「昔の女は、みんなできたのよ」（ご入居者）

完成した物を、各所に飾らせて頂くと、

何もなくても、その場は成り立ちます。

でも、花があるとぱっと華やぐんです。

他のご入居者の皆様も通りかかるたびに声を上げて下さっています。

頂いたお花を喜んでいただける作品に仕上げる事が出来て良かったです。