最優秀賞受賞！！

介護副主任の村石です。
11/14にウェルケア成果発表会（旧ウェルケアグランプリ）が行われました。
深沢は全8ホームの中で今回最優秀賞をいただきましたのでブログでご報告させていただきます。

今までADLの改善という所に着目することが多く、生活動作が自立されている方の想いを聞く機会があまりありませんでした。そこでhappiness agingの取り組みを考え、発足し、第一弾として今回の発表へと繋がりました。

今回対象となったお客様は病気が原因で下痢が頻繁に起こるようになり、閉じ籠りがちになってしまう生活を強いられていた方です。その為、ご自宅から深沢へご入居となりました。

下痢の不安はあるものの、一人で自由に歩きたいという想いは強くお持ちでいらっしゃったので、スタッフと一緒に屋外への歩行練習を行い「外を歩くこと」に少しずつ自信をつけていきました。また付随して➀身体活動が増したこと、ホームで3食しっかりバランスの取れた食事を食べていることで➁下痢の症状も徐々に改善していったことが大きな転機ポイントとなりました。

その過程の中で徐々に自信がつき、気持ちも前向きになり、当初の『一人で自由に歩きたい』という想いから更に『以前の生活を取り戻したい』という想いにステップアップしていきました。

そして以前は躊躇されていた仕事仲間の集まりにも参加できるまでとなり、今まで興味がないと参加されなかったアクティビティにも積極的に参加され、活動の場が目に見えて広がっていきました。今では外出や1日の過ごし方をご自身で考え組み立て、行動されており、ご自身の思う生活を獲得するまでに至りました。

私たちは今回の体験を踏まえ、今後も深沢に入居することで『できることが増えた』『もう2度と叶わないと思っていたことが実現した』という声が聞こえる施設を目指していきたい思っております。その為には今回の成功事例を元に、各居室担当がご入居者やそのご家族おひとりおひとりと向き合い『happiness』はどこにあるのか？をヒアリングし、個々の想いに合わせた夢の実現を行なっていきたいと思っています。　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　以上です。