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2025.06.19

【現場レポート】“元気になる介護”の実践 ─ 改善事例発表会を開催しました

6月13日、サンケイビルウェルケアでは、今期初となる「改善事例発表会」を開催しました。
当日は、各ホームをオンラインでつなぎ、それぞれのホームが実際に取り組んだ改善事例を発表。ご入居者の状態がどのように改善したのか、生活の質がどう向上したのかについて、スタッフの創意工夫や課題解決の成果を共有しました。

 

他ホームの成功事例から学び、より質の高い介護へ

各ホームの発表には、「もっとご入居者に元気になっていただきたい」「ご自身でできることを増やして、より良い生活を送っていただきたい」「その方の願いを叶えたい」といった、スタッフの想いが込められていました。
そのような想いが、ご入居者の自立支援や生活意欲の向上につながっていることを、数多くの事例から感じ取ることができました。

たとえば、「これ以上の回復は見込めない」と言われていたご入居者が、パワーリハビリと減薬(医療と介護の連携)により、「私も○○したい」と自ら行動するようになり、発語や嚥下機能が改善したケース。
あるいは、入居当初「特に要望はないよ」と無気力だった方が、他職種連携のもと、その方に合った関わりを続けたことで、アクティビティに参加し、他者との関わりを楽しむようになったケース。
また、根気強くリハビリを続けたことでADLが改善し、外泊や在宅復帰を実現されたケースなども紹介されました。

どの発表も、改善前後の写真や動画を活用することで分かりやすく、バーセルインデックス(Barthel Index)【※1】を用いた評価により、“見える化”と“根拠に基づくケア”がしっかりと実践されていました。

※1 Barthel Index:日常生活動作(ADL)を評価するための指標で、主に医療や介護の現場で、患者や利用者の自立度を把握するために用いられます

こうした他ホームの事例を知ることは、自分たちが働くホームのケアをさらに良くするための学びとなります。
それが、サンケイビルウェルケア全体の介護の質の向上につながっていると改めて感じました。

スタッフの情熱とご入居者の笑顔が生み出す好循環

なかでも印象的だったのは、改善事例に登場したご入居者の、生き生きとした表情と笑顔です。
「できなかったことが、またできるようになる」。その喜びは、ご本人だけでなく、関わるすべてのスタッフの大きなモチベーションにもなっています。

そして、こうした好循環が生まれる根底には、私たちが掲げる企業理念 「昨日より今日を元気に 今日より明日を元気に」 があります。
ご入居者お一人おひとりに「元気になった」と実感していただけるよう、スタッフ全員が目標と情熱を持って、日々の介護にあたっています。

なお、改善事例発表会は今年度を通じて3か月に1回のペースでの開催を予定しています。今回発表された事例の“その後”を追う継続報告や、新たな改善事例の共有を通じて、現場の取り組みを振り返りながら学びを深めていきます。

“元気になる介護”を、これからも

私たちは、ご入居者がこれからの毎日を、自信を持ってはつらつと過ごしていただけるような環境づくりを大切にしています。
今後も職員一丸となって、“元気になる介護”を実現してまいります。

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