「もう一度口からごはんを食べてほしい」
というご家族の望み
L様は2014年にアルツハイマー型認知症と診断され、2018年4月に他社の住宅型有料老人ホームに入居をされましたが、体を動かさない生活からADLが低下し、寝たきりの生活となってしまいました。同年12月には胃ろうを作られ、口からお食事を摂ることができなくなってしまいました。
そして2019年5月、『また口からご飯を食べられるように、元気になってほしい』というご家族の望みから、ウェルケアガーデン深沢にご入居をされました。
そして2019年5月、『また口からご飯を食べられるように、元気になってほしい』というご家族の望みから、ウェルケアガーデン深沢にご入居をされました。
L様の状況改善のために、ホームが取り組んだこと。
L様のケースでは、通常のお食事を食べられるようになるために、3つのステップに分けて取り組みました。
①水分量と栄養量の増加
水分や栄養量が不足すると、頭がボーっとして正しい判断ができなくなったり、うまく物が持てないなどの運動機能の低下につながります。そのため、まずは水分と栄養を適切に摂っていただきました。
②姿勢の保持
L様は拘縮(筋肉や皮膚などが固くなり、関節の動きが悪くなる状態)が強く、椅子に座ることができず正しい姿勢での食事が難しい状況でした。そのため、ソファーで座る練習を行うと同時に歩行練習も取り組み、関節が曲がりやすい体づくりをしました。
③口からものを食べるための練習
胃ろうによる経管栄養の期間が長いと口を動かすことを忘れてしまったり、唾液がうまく分泌されないことがあります。そのため、最初はスルメを使って噛む練習をしました。また、プリンやゼリーを使って飲み込む練習も行いました。
①水分量と栄養量の増加
水分や栄養量が不足すると、頭がボーっとして正しい判断ができなくなったり、うまく物が持てないなどの運動機能の低下につながります。そのため、まずは水分と栄養を適切に摂っていただきました。
②姿勢の保持
L様は拘縮(筋肉や皮膚などが固くなり、関節の動きが悪くなる状態)が強く、椅子に座ることができず正しい姿勢での食事が難しい状況でした。そのため、ソファーで座る練習を行うと同時に歩行練習も取り組み、関節が曲がりやすい体づくりをしました。
③口からものを食べるための練習
胃ろうによる経管栄養の期間が長いと口を動かすことを忘れてしまったり、唾液がうまく分泌されないことがあります。そのため、最初はスルメを使って噛む練習をしました。また、プリンやゼリーを使って飲み込む練習も行いました。
再び、同じテーブルで、同じものを食べられるようになりました。
ご入居いただいてから2か月後には、スタッフの介助を必要とするものの、ご自身でスプーンを持ち、椅子に座りながらお食事を食べることができるようになりました。ゆっくりですがご自身の力でご飯を噛み、飲み込むことができるようになりました。
さらに3か月後には、ご家族と同じ「とんかつ定食」を食べられるまで改善。ご家族の皆様は、「また一緒に食べられるようになるなんて、とても嬉しい」と、久しぶりの家族団らんを楽しまれているご様子でした。皆様、温かい雰囲気の中で会話も弾み、笑顔が溢れておりました。
さらに3か月後には、ご家族と同じ「とんかつ定食」を食べられるまで改善。ご家族の皆様は、「また一緒に食べられるようになるなんて、とても嬉しい」と、久しぶりの家族団らんを楽しまれているご様子でした。皆様、温かい雰囲気の中で会話も弾み、笑顔が溢れておりました。