EPISODE
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口癖は「命を助けてもらったよ」
―改善のきっかけは毎日のアクティビティへの参加でした。
その他
92歳 (男性) B様 /ウェルケアヒルズ馬事公苑
2023.02.10

医師からの余命宣告。

二度も心筋梗塞発症し、その都度ICUでの懸命な治療を受けて回復されたB様。
医師からは「心臓の改善はこれ以上見込めないので、心臓を大切に使い、3割程度の力で生活しなさい。余命はもってあと1年だろう。」と宣告されました。
また、膀胱にも癌と疑わしき腫瘍があり、その影響で夜間のトイレが頻回となり、睡眠不足にも悩まされていらっしゃいました。
そんな折、長年連れ添った奥様が他界されたことがきっかけで、開設間もない当ホームにご入居される運びとなりました。

「昨日より今日を元気に 今日より明日を元気に」

ウェルケアヒルズ馬事公苑では、アクティビティは心と体と脳の元気の素だと捉え、「昨日より今日を元気に 今日より明日を元気に」という企業理念を達成するため、多彩なアクティビティを毎日開催しています。
また、専属の機パーソナルトレーナーによるリハビリも実施しています。
B様に「生を諦めずに、元気になっていただきたい!」という想いから、毎日のアクティビティや週2回のリハビリへの参加を積極的に促し、B様もそれに応えてくださるようにすべて参加してくださいました。

医師も驚くほどの改善につながりました!

その結果…
なんと、心臓を守るためのホルモンの数値(BNP)が大幅に改善し、かかりつけの病院の医師も驚くほどでした。また、夜間頻回だったトイレも改善され、睡眠もしっかりとれるようになり、「君たちのおかげだ、命助けてもらったよ。」と口癖のようにおっしゃいます。
B様にお話を伺うと、「アクティビティや体操に参加すると、その効果が自分の体に表れるんだよ。深呼吸して体操なんかするとね、『お、すごい変わったな』とね、実感できる。」と、素敵な笑顔でお話ししてくださいました。