入居の経緯
ご入居される1ヶ月前までは2階からお一人で降りてこられるほどお元気だったD様。
ところが急に体調を崩し、水分しか取れない状態で1か月間寝たきりとなり、主治医からはこのままだと余命1ヶ月と宣告されてしまします。
ご自分の判断では難しく家族と相談。結論としては、「積極的に検査はするものの治療はしない」でした。
家族は全員高齢者。自宅介護は困難なため、お看取りの方向でウェルケアガーデン深沢へご入居となりました。
ところが急に体調を崩し、水分しか取れない状態で1か月間寝たきりとなり、主治医からはこのままだと余命1ヶ月と宣告されてしまします。
ご自分の判断では難しく家族と相談。結論としては、「積極的に検査はするものの治療はしない」でした。
家族は全員高齢者。自宅介護は困難なため、お看取りの方向でウェルケアガーデン深沢へご入居となりました。
D様の希望を叶えるため、他職種連携によるリハビリ開始!
ご入居時に確認すると、「ラーメンが食べたい」というご希望を口にされたD様。リハビリ強化として言語聴覚士、理学療法士がし積極的に関わり、ご本人の口腔内や身体状態を確認しました。
そして余命宣告をされているものの、ご自宅ではできないホームでの取り組みで、元のように元気に生活できることを目標としました。
多角的なリハビリの実践
口腔内や嚥下機能に問題は無かったのですが、義歯が合っていないことに言語聴覚士が気づき、歯科医師へ調整を依頼。義歯調整後は、食事はミキサー食からキザミ食へスムーズに移行。経口摂取が出来るようになったことで、食事量、水分量の確保ができました。それにより、運動量を上げることができ、体力も大きく回復いたしました。
そして、まっすぐ立った姿勢を保つことも可能となり、U字歩行器による歩行訓練も開始しました。
食事は常食に変更となり、お好きな物を召し上がることができるようになったのです。
余命1ヶ月宣告からの回復
ウェルケアガーデン深沢では、生活動作をスムーズに促すリハビリとして、お部屋から食堂やアクティビティへと向かう時も車イスではなく歩いて行くことをお勧めしています。
D様は、今ではシルバーカーで自立歩行ができきるまで改善。トイレも自立され、オムツも取れました。
高齢であっても諦めずにやろうというご本人、ご家族と私どもの取り組みが実を結びました。
要介護5で余命1ヶ月宣告からの回復。
今日も幸せいっぱいの日々を送られています。